黔驢之技
黔驢之技の意味
技量不足を自覚せず恥かくこと
黔驢之技の解説
「黔」は中国の地名。「驢」は勿論ロバです。「技」は技術・腕前。
ある人がロバのいない黔州にロバを連れていって離したところ、虎は自分より身体が大きいロバに対し最初は怖がってたけど、コイツ自分より弱いなって分かった途端返り討ちにして殺したというエピソードから来てます。
自分の腕が未熟であるのを自覚せず恥を搔くこと、また取るに足らない腕前なことを意味する四字熟語です。弱肉強食の世界に傲慢は命取り!
黔驢之技の使用例
ダンベル
ココア様、一応言っておきますが暴走族なんかに顔を出しては絶対いけませんよ? 一度でも足を着けると最早本人の意思は関係無いのですから
ココア
あはは、分かってるよダンベル……皆に即行迷惑かける事件は起こさないから。強くてカッコいいヤンキーにはなるけどね!
ダンベル
その抱負で既に周囲の人間に迷惑掛けまくってますよ。まあ……貴方の身が無事であるならば、今は良しとしましょう
ココア
(そう、分かってる……黔驢之技は忘れちゃいけないんだ。忘れなければ、もうあんな事にはならない筈なんだから――)