騏驥過隙
騏驥過隙の意味
ほんの一瞬の出来事のこと
騏驥過隙の解説
「騏驥」は1日に千里を走る優秀な馬。「過隙」は戸の隙間の向こう側を駆け抜ける意味合い。「騏驥、隙を過ぐ」とも読むそうです。超速い馬があっという間に駆け抜けるイメージってことでいいんですよね。
そんなわけでほんの一瞬の出来事を意味します。また、時が過ぎるのが早いことを嘆く意味も持ちます。原義的にはマイナスイメージで使った方がいいでしょうが、使い道は多く見出せそうですね。
騏驥過隙の使用例
バ会長
……あの時アイツと出会って、それで今はアイツと一緒に居られて……もうそんなに経ったのか……今は、時が過ぎるのが早く感じるな
ココア
何か珍しいですね、バ会長がしみじみしてるなんて。でもまだ、いっぱい時間はありますよ!
バ会長
油断すんなよココア様よ。人生楽しい時ほど騏驥過隙さね、ソレは変えられずとも決して乗り遅れんな。悔いがないように、ただ腕振って走り続けるしかないんだ
ココア
そうなんですか? なら置いてかないでくださいね、私そういうのノロノロだって皆から言われるんですから。これからも、一緒に居させてくださいよ
バ会長
……お前にそれなりに懐かれてる、っていう現実も。俺の走り続けた一結果なんかね……どう思う、ツララ?
ユラ
取りあえずこのゲロ甘ったるい空気を壊したい