韓信匍匐
韓信匍匐の意味
大きな目的のため恥辱も耐える
韓信匍匐の解説
「韓信」は人名です。この人が匍匐前進したエピソードから来てます。
何か変な奴に因縁づけられて、「お前は立派な剣をぶら下げてるけど臆病風に吹かれてるだけだろ。やれるものならソレで俺を殺せ、できないなら俺の股下でもくぐりな」と挑発されたところ、韓信さんはイライラしつつも匍匐前進を選んだそうです。この後控えている光栄な未来のため、一時の恥辱を受け止めてややこしい展開を回避したってことですかね。
ということで大きな目的のために一時の屈辱にも怒りと恥に耐えることを意味します。一時のテンションに身を任せるのはたいていリスキーでしかありませんからね。
韓信匍匐の使用例
ダンベル
噂に聞く現革命政権の懐刀は随分と理不尽な扱いに耐えているそうですが、韓信匍匐の策なのではありませんか? 充分に気を付けてください、ココア様
ココア
え? ダンベルまでタマ先輩のこと悪く言うの?
ダンベル
私は無関係の第三者、現状敵でも味方でもありませんよ。但し――その者は敵にしても味方にしても危険な種、そう経験が語ります
ココア
えええ、そんなこと言われても……