遺簪墜屨
遺簪墜屨の意味
日頃使い慣れたものに愛着を持つ。
遺簪墜屨の解説
ゴツい漢字ですね。「簪」はかんざし、「屨」はくつのこと。「屨」はかなりマニアックな字体っぽいです。
つまりなくしたかんざしと、落としたくつ。日頃使い慣れているものに愛着を持つ喩えですが、手元から離れている状況から、失って改めてその価値を嘆いているタイプです。
遺簪墜屨の使用例
ココア
いつの間にかソックスを一足、ダンベルに捨てられてました……古いからって理由で……
ユラ
それで今日はテンションが低かったのか?
ココア
うーん、まぁいっか、って思ってたんですけど、新しいものを穿いてて何か違和感が……別にサイズ合ってないとかじゃないんですけど、うーん
ユラ
なるほど、遺簪墜屨というわけだ。案外気に入ってたんだろう、そのソックス。どんなやつだったんだ?
ココア
特にこれといった特長は……あ、でもネコちゃんの刺繍がいっぱいあるのは可愛かったですよ!
ユラ
君ホントにヤンキー目指してる?