跳梁跋扈

跳梁跋扈の意味

悪が蔓延っていること

跳梁跋扈の解説

これは比較的有名なんじゃないでしょうか。「跳梁」ははね回ること。「跋扈」は勝手気ままに振る舞うこと。

「横行闊歩」が類語で、悪者など悪い感じのヤツが蔓延り、勝手気ままに振る舞うことを表す使いやすい四字熟語です。楽園を追放されてから人類はやりたい放題あるいはやられ放題です。

跳梁跋扈の使用例

マキ

俺の居ない間にそんな戯言を……小説なんぞに洒落込む暇を全て、この世を防災する為の勉学に燃やせという話だ

タマ

私が考慮する意味は無いと存じてますが、忙殺に追われてはいませんか? 何だか監査官は、この世が平和に満ち満ちるまでその手を休めない印象があります

マキ

その手の心配は自分を省みてからするんだな。それに仮に世が鼓腹撃壌に至ったとしても、正当正義を叩きつける仕事は終わらないさ。隙を許せばすぐにでも跳梁跋扈へ戻ってしまうからな

タマ

……それでは、本当に休息が見込めませんね。いつでもという保証はしかねますが、私でよければ援護に回りますので

マキ

ははは! 頼もしいが、それではお前も延々休めないじゃないか!! まったく、本当に働き者だなこの庶民は

ココア

(……あれ、何でだろう。あの2人が喋喋喃喃な仲に一瞬見えた……)