越俎之罪

越俎之罪の意味

分を越えて他者の領域を侵すこと

越俎之罪の解説

これは「越俎代庖」と全く同じ内容となります。

こっちは普通に「罪」っていってますね。他人のやるべきことを自分がやることは分を越えているのであり悪いことだという思想です。

越俎之罪の使用例

ココア

やっぱり私がお料理することはダンベルが許してくれませんでした

ユラ

君自身がキッチンに立つ者としては信頼に値しないのと、そもそもキッチンに立っちゃいけない身分なのと。要は実家に居る限り君は働く者にはなれないわけだ、越俎之罪は重いのだからな

ココア

ん~……そんなに重要視することなのかなぁ……ユサさんとか普通に自分でお鍋作ってるのに

ユラ

君はゴリゴリに布陣を固められてる令嬢だからな。私のように独り暮らしも難しかろう。独り暮らしはいいぞー、全裸でゴロゴロし放題だ

ココア

独り暮らしは憧れませんけど……でもツララ先輩は満喫してそうですね、何かイメージに合ってます

ユラ

昼間は君以上に制約されている身だからな。何をやっちゃいけないのか、コレは誰の分なのか、やりたくもないゲームに戦略を詰める時間を強制される……ソレの無い夜の時間は今や不可欠だよ

ココア

……じゃあ、この放課後の時間もやっぱり、ツララ先輩には――

ユラ

おっとそれ以上の思考も越俎之罪だ。君が今やるべきは、漢字の勉強だろ? さあ、始めようじゃないか