萋斐貝錦

萋斐貝錦の意味

言い立てて罪に陥れる喩え

萋斐貝錦の解説

これはヤバい。「萋斐」は綾模様の美しいさま。「貝錦」はタカラガイのように美しい模様をした錦(にしき)。類義を組み合わせた構成って感じです。しかし意味はよく分からない。

タカラガイのように美しい綾模様に織り成した錦。しかしそれは暗喩みたいなもので、悪口を言う者は小さい過ちを色々と飾り立てて大きな罪のように言い立てるさまを表す四字熟語となります。はいレッド。

これを一言でいうと「讒言」です。愚痴が積もるのは仕方ないかもしれないけど、讒言を癖にするのは食い止めましょうね。

萋斐貝錦の使用例

タマ

……ご要望に応えられず、申し訳ありません

マキ

さっきから黙って聞いていれば……お前が謝罪することなど殆どないだろう! 客観的に判断しても適切な優先順位に則ってコイツらの我が儘を隅に置いた、ただそれだけだッなのにやむを得ない全体の事情を汲み取ることなく感情のままに萋斐貝錦を吐き続けた愚かな連中に何故お前が頭を下げる必要がある!!

黑稜生

な……か、監査官殿、何を!

マキ

仕事をしているのだ! 監査官として公正公平な見解を、頭上からお前達に垂直に叩きつけている!! 恥を知れ!!!

タマ

え、えっと……これどうしたら……(←動揺)

ココア

以降トラブルは拡大したけど、マキ先輩のことを私達は誰も責めませんでした