舐糠及米

舐糠及米の意味

被害がだんだん拡大すること

舐糠及米の解説

「舐糠」はぬかをなめること。コクゾウムシ(穀象虫)というのがいるんですが、コイツが外側のぬかをなめてしまうと次には中身の米を食べるようになり、害を及ぼしていくことから来てます。

被害が段々拡大することを意味する四字熟語です。「糠を舐りて米に及ぶ」とも読みます。

舐糠及米の使用例

ユラ

見つけた不審な存在は何でも私達に報告しろ。芽のうちに摘むに限るんだからな

ココア

不審って……あんまりイメージ湧いてこないんですけど、例えば?

ユラ

最初はちょっと後ろ姿を写メしてみるくらいだったのに、気付けばその人の所持品を盗み取って口に咥えてたりな。舐糠及米、些細な事もいつの間にかエスカレートしている事は多々あるものだ

ココア

なるほど、それはしっかり駆除しなきゃですね……うん、駆除しなきゃ(強調)