筆削褒貶
筆削褒貶の意味
批評態度が公正で厳しいさま
筆削褒貶の解説
「一字褒貶」あたりで紹介した覚えがある「春秋筆法」が再来。「褒貶」は褒めるべきところは褒めて非難すべきところは非難するという批評態度をいいます。オリジンは孔子ですが、たとえ簡潔な文章だったとしてもその中にしっかり公正かつ厳正な態度で評価を埋め込むという筆法のことをいいます。ただし暗喩とかでもいいらしい。
この四字熟語に戻りますが、まぁ春秋筆法と同意味と捉えてよいかと思います。レビューや校正をキチンとしましょうっていう主義ですね。
筆削褒貶の使用例
ハコ
論拠が甘すぎるなり再提出
ユラ
ら抜き言葉をレポートで使うな再提出
タマ
平仮名を正しく書きましょう再提出
ココア
私たちは毎日筆削褒貶の牙に噛み殺されてるから充分身に沁みてます……
ウミナリ
解せない……何故書き言葉と話し言葉を分ける必要があるんですか……
バ会長
書き順くらい赦してくんねえかな……(←ひらがなドリル)