甕裡醯鶏

甕裡醯鶏の意味

世間知らずな人のたとえ

甕裡醯鶏の解説

「甕」はかめ。「裡」は中の意。「醯鶏」は鮭やお酢を入れたかめに湧く小虫。これも見た目のゴツさで赤枠です。

要は小さな容器の中にいる羽虫さんのことを指しており、見識が狭く世間知らずな人を表す四字熟語です。まぁ莫迦にしてますよね。

甕裡醯鶏の使用例

ユラ&ハコ

「「甕裡醯鶏(←指差す)」」

ココア

指差されると思いましたよッ!! ふーんいいですよーだどうせ私は貧弱な羽虫~――あ、ゴキちゃん居る。虫仲間だねーおいでー(←ティッシュで摘まむ)

ユラ&ハコ

「「――!?!?」」

ココア

ダメだよーこんな人目につく場所に出てたら一瞬でジェット噴射されてイチコロなんだからねー。……ん、或いは遅効性の毒を盛るのかな? 何にせよほら、逃げて逃げて~

ゴキちゃん

ありがとよ嬢ちゃんっ肝に銘じるぜ(←旅立つ)

ココア

ふぅ。さてと勉強勉強――

ユラ

手を洗えこのゴキココア――!! それまでこの机に近付くなあぁあ!!

ハコ

微妙な角度で侮れないなり……