猿臂之勢

猿臂之勢の意味

攻守進退が利く軍隊の体制

猿臂之勢の解説

「猿臂」はサルの肘の意で、長い腕のこと。その長い腕を自在に扱うことから進退が自在で、遠くに陣を張る意にもなるそう。

攻守や進退が自在にできる軍隊の体制を表します。また、遠方に陣地を設けることも意味できる模様。何だか使うのが可成り難しいイメージあります。

猿臂之勢の使用例

ハコ

今日も黑稜からの風当たりは最悪でした相変わらず中身の評価すら怠る浅はかブランド共め……(イライラ)

ココア

でも、無下にすると後が怖いよ? 特にあの3年の美人な先輩は――

ユラ

あの女は確かに決定的に敵に回すとヤバいな。元々の家柄もあるが、巻かれた輩が多すぎる。黑稜において猿臂之勢は完成されているといっていい……私や君に即危害を加えるとは考えにくいが、タマくんとあのバカには容赦無いだろう。現に既に何度か暴力沙汰が起きているしな

ハコ

つまりその危険な状況に発展しないために今から予防策を張り巡らす必要があります、私の身も保証が無いゆえ生徒会としての会議を所望します

ココア

(……でも、どうして黑稜だけじゃなくて白泉でも、暴力事件が起きるんだろう?)