狗尾続貂
狗尾続貂の意味
劣る者達が高位職の跡を続けること
狗尾続貂の解説
「狗尾」は犬の尻尾。「貂(てん)」はイタチ科の獣。とある場所の昔、地位の高い人はてんの尻尾で飾った冠をつける文化があったそうです。
趙王倫の一族が盛り上がってる時に皆高官に登って、その文化に則りてんの冠を付けたのですが、当時の人達からはこんなんじゃ尻尾が不足して犬の尻尾で代用するようになっちゃうねと非難したエピソードからきてます。
劣った者達が優れた者の跡を継いでコンボも繋ぐことの喩えに使われます。また、エピソード的に高位職がそういう者たちで入れ替わりまくることを非難する表現でもあります。
狗尾続貂の使用例
ココア
私達が過激なのはまぁ置いといて、これまでも政権非難は吹き荒れてた割には結局政権交代みたいなのは起きなかったですよね。みんな1年間全うしてたっていうか
ユラ
黑稜一本の時代のことは知らないが、黑稜白泉の時代になってからはこの玉席の制度は黒と白のバランスを維持する働きも担ったからな。狗尾続貂を許せばそのバランスが崩れ、現稜泉の有り様そのものまで崩れて学校経営が難しくなるからだろう
ハコ
如何なる理由であってもクーデターは禁止されているんでしたか、つまり普通に考えて我々もどんなに反発されていようが1年全うできることは保証されている筈ですが
ユラ
何事も、前例無き事をやるのであればその限りではないのさ……