涸轍鮒魚
涸轍鮒魚の意味
窮地に立たされた者の喩え
涸轍鮒魚の解説
「涸」は水がかれること。「轍」は車輪のあと。「鮒魚」は水が枯れた轍にいるフナのこと。ある人が水涸れした場所で苦しんでるフナに「後でこの場所に水を引いてくるようにするよ」と言ったら「僅かな水さえ貰えれば何とかなるのに、そんな悠長に待ってたら死ぬわ!!」と激怒されたエピソードから。
危機や困難が目の前に差し迫っていることを意味します。また、そういう一刻の猶予も無い窮地に立たされた人の喩えにも使えます。
「轍鮒之急」と同じ意で、こちらの方が認知度はありそう。
涸轍鮒魚の使用例
ユラ
聞いたぞ海賊王、道中黑稜と白泉の衝突をアドリブで粉砕してきたらしいな。勝手にそういうことをやるんじゃない、タマくんの仕事が増えるぞ
ハコ
白泉の一女子が複数の黑稜男子に囲まれていたあんな最低な光景を見過ごせと? その方が後々の我々に悪影響を与えたでしょう、したがって私は労苦を強いられたものの間違った行動はしていません言い掛かりは受け付けません
ユラ
涸轍鮒魚であったか否かをしっかり見極めろと言っているんだ、君がその場を見過ごさなかったのは当然のこと、言及するほどのものでもない。証拠を取り押さえておけば更にメチャメチャに叩き落とせたというのに……
ココア
ま、まあまあ。その女の子からメッセージ届いてましたよ。海賊王さん助かりましたって。もしかして初めてハコ、一般学生から褒められたんじゃない?
ハコ
……うっさいなり。私は大変不機嫌ゆえ話しかけないでください(←眼鏡イヤホン体育座り)
ココア
もう照れちゃってー。……ハコの魅力が、ちょっとでも伝わればいいな