枯魚銜索
枯魚銜索の意味
親には孝養尽くすべきである
枯魚銜索の解説
「枯魚」は干した魚。「銜索」は縄に通すこと。
縄に通した干物の魚ってことですが、長持ちしそうですぐに虫に食われちゃうことから、健康そうに見える親もいつ逝ってしまうか分からないものであるから親孝行はしっかりしておけというメッセージです。
枯魚銜索の使用例
ウミナリ
我が主。いつまで独り暮らしに洒落込んでいるおつもりですか
ユラ
子は割と勝手に旅立つものだろう、特段不自然なことでもない。戻ってこいとか、そういう言伝を預かったか?
ウミナリ
……貴方の独り立ち紛いの行為は、偏にお父上への反発でしょう。大切に育てられた娘であるなら尚更、枯魚銜索に徹すべしではないですか
ユラ
残念ながら、大切に育てられたという実感がないんだ。君と違ってな。私の分まで肩でも叩いてやってくれ侍従
ウミナリ
……ッ……