斗量帚掃

斗量帚掃の意味

自分を謙遜していう語

斗量帚掃の解説

また出た「斗」ですが、ここでは「斗量」でますで測る意。「帚」はホウキなので、「帚掃」はホウキでお掃除する意。

ますで量り、ホウキで掃き捨てる程度の、たいしたことはない人間というイメージ。自分のことを謙遜していう語となります。これまた難しいぜ。

また、そういう珍しくもないゴミはその辺にたくさんあるよねってことから、そういう程度の人や物が有り余るほどある、といった意味に持って行けるそうです。

斗量帚掃の使用例

ココア

何て言うか、またタマ先輩が好んじゃいそうなやつですね……どう見ても非凡なのに

タマ

特段実績が無いという意味では確かに、斗量帚掃の如き身だよね……でもそれだと私と同じカテゴリーに括られた方々も迷惑な気が……(←ブレない腰低さ)

ハコ

フンッ、心持ちが変わらぬ限り確かにタマは低俗の一員のままなりッ(←不機嫌)

ココア

まあまあハコ、いつもの習性みたいなものだから……

タマ

(……自信を持てとはよく言われるけど……どう引き出せばいいのか、ソレがどういう感情だったのかすら、私にはもう分からないんだよね――)