宋襄之仁

宋襄之仁の意味

無用の情けをかけること

宋襄之仁の解説

「宋襄」は中国の宋国の襄公のこと。「仁」は思いやりです。一応故事を確認しときましょう。

この人が楚と戦った際、家臣が「相手の準備が済んでないっぽいので一気に攻撃しちゃいましょうよ」と言ったら「それは君子としてダメだろう」と控えたんですが、結果的に楚に敗れてしまったという意図せぬ舐めプのエピソードから来ています。

裏目になるような情けをかけることの代名詞的な四字熟語となります。人格アピールに失敗しそうな文脈で使うことになりそうですね。

宋襄之仁の使用例

ココア

ふぅ~~……な、何とか氷条参席のお怒りは抑えたので、コレに懲りたらもうあんなチャレンジング過ぎる謀反はしないでくださいね? お家全体の問題に発展しちゃったら流石に私も全くフォローしかねるので……

黑稜女子

も、申し訳ありませんでしたココア様!! もう金輪際、あのような無礼は思考の片隅にも居座らせませんッ!!

黑稜女子

ココア様に滑り落ちるこの身を掴み離さず守っていただいた事、一生忘れませんわ……!! 貴方様の配下となる御許可をどうか――

ココア

そういうのも暫く控える方針でッそれじゃ気を付けてお帰りください!! ……はぁ~~~

ユラ

宋襄之仁はやがて星火燎原の活性剤になるぞ。全く、今潰しておくのが正解だったろうに

ココア

そういう生徒会になるのもイヤなんですッ