天門開闔
天門開闔の意味
万物の生・滅の変化のさま
天門開闔の解説
また壮大なやつ出てきた。「闔」は「一闔一闢」でも出てきた、閉じる意ですね。「天門」はここでは万物が生まれ出る門。
元ネタは『老子』で、道教の元でもある老荘思想バイブルです。気が向いたので多少記述しておくと、宇宙の本体を”道”であり”無”であるとし、恬淡寡欲を心掛け自然的であれば災いは回避されていくと考えた価値領域です。「天門」はその”道”に極めて近い立ち位置にあり、それが開いて万物が生成され、閉じると消滅となることから、万物の生滅変化をいう四字熟語となります。ただしこの門、何を意味してるのかは諸説あるそうです。
天門開闔の使用例
タマ
(……今、私が目にしているあまねき生命も、私自身も、吸われ吐かれる天門開闔に囚われた一粒子でしかないのならば……この努力も、結局大した意味はないのかな)
バ会長
へっぷし!!! ……あ、重要資料が鼻水で汚れた
ハコ
刷り直して来るべし
ユラ
ゴフッ!! ……あ、重要資料が目血で汚れた(←盗撮動画)
ココア
刷り直しながら病院行ってください
タマ
(そうだとしても――この時間を……この確実に覚えていられる刹那を可能な限り無駄にしたくないと、縋り付く私は愚かなのかな、神様――)