善巧方便

善巧方便の意味

臨機応変に巧みに対処する

善巧方便の解説

「善巧」は「ぜんぎょう」と読み、衆生を教え救おうという時に、相手に合わせて巧みに方法や表現を選ぶことをいいます。仏教語です。「方便」は手段といった意味合いでいいでしょう。

機に応じた方法に極めて巧みなことを表します。また、その方法自体も表していいそうです。相手のことをしっかり考えてあげる、と解釈すればおもてなしの心が見えてきますね。

善巧方便の使用例

ユサ

そういえばダンベルさん、この前ちっちゃい御曹司くん達に一律的に筋トレ教え込みましたよね~。アレ、後々フォロー入れるの大変だったんですよー

ダンベル

とても良い時間だったと恍惚としていました。本人たちは満足していたでしょう

ユサ

変にハイな気持ちにさせただけですよそんなの。子どもには子どもに適した、男の子には男の子に、女の子には女の子に、それぞれの子の目線に合わせてお世話してあげないとダメですよ。善巧方便ってやつです

ダンベル

……失礼。まさか貴方の口からそれほどマトモな言葉が紡がれるとは。驚きで私の上腕二頭筋が震えています

ユサ

そんな意外ですか? おっかしいなぁ私は毎日マジメなんだけどな~