匡衡壁鑿
匡衡壁鑿の意味
苦学することの喩え
匡衡壁鑿の解説
「匡衡」は人名。「鑿」は穴を開けること。
匡衡という人が貧乏時代に、油が買えなかったので壁に穴を開けて隣家の灯火の光で書物を読んで学問したというエピソードから来てます。隣家の人ビビったと思います。
お金がない等、障害要素があるために苦学することの喩えです。そういう縛り要素があった方が真剣になれやすい気もします。
匡衡壁鑿の使用例
ココア
タマ先輩のお母さんから、受験生時代のタマ先輩の様子聞いて、一層頑張らなきゃって思うようになりました……
ユラ
それで最近かなりガチで勉強するようになってるのか
ココア
経済的にも人間関係的にも制限された中で、毎日吐血の匡衡壁鑿で黑稜の奨学生枠に入ったって……
ユラ
……これは真面目な話だ。君は、何も追い詰められる必要は無いからな? 君には、彼女にはなかった環境を持っている。私たちが居るんだから、君は絶対彼女の真似をしようと思うな
ココア
ツララ先輩……
ユラ
ユサくんと同じ言葉を吐いているようで気持ち悪いが、君は今の姿のままでも別に絶望する必要はないんだからな