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[け]の四字熟語その04

• 結跏趺坐

  

  結跏趺坐の意味

  仏教の座法の1つ

  結跏趺坐の解説

  また仏教表現ですか！　｢跏｣は足の裏。｢趺｣は足の甲。

  右の足の甲を左の股の付け根に引きつけて、左の足の甲を右の股の付け根に置いて、両方の足の裏が上を向くように組む座法です。画像検索してみると一瞬｢え！？｣って思いました。

  結跏趺坐の使用例

  

  ココア

  ふぅ～、ちょっと休憩～ヨガストレッチでもしよう～

  

  バ会長

  購買のおばちゃんからマフィン貰ったけど食べる？

  

  ココア

  食べます～。ぱくぱくぱく、おいひー💖

  

  ユラ

  ……結跏趺坐しながらマフィン食うのやめてくれないか……？　控え目に言っても何かアレだぞ……

• 譎詭変幻

  

  譎詭変幻の意味

  様々な奇怪へと変わること

  譎詭変幻の解説

  ｢譎詭｣は偽り欺く意に使われることが多いらしいんですが、ここでは不思議で珍しい意です。｢変幻｣は姿がたちまち現れたり変わること。

  さまざまに奇異な様子に変わることを意味します。ラスボスの第二形態ってたいていしっくり来ないビジュアルしてる(所感)。

  譎詭変幻の使用例

  

  ココア

  ツララ先輩の顔面って譎詭変幻に慣れすぎてると思いませんか？

  

  ハコ

  確かに

  

  ウミナリ

  異論はありません

  

  ユラ

  こんな感じ?(←鬼の形相)

  

  ココア

  ぎゃーー怒った逃げろーーー！！！

• 刖趾適屨

  

  刖趾適屨の意味

  目先のことに囚われ根本を考えない

  刖趾適屨の解説

  ｢越鳧楚乙｣よりも読みにくい気がする！　｢刖｣は切る、｢趾｣は足、｢屨｣は靴です。｢趾を刖り屨に適せしむ｣と読んだらヤバい意味であることに気付きます。

  足が大きく靴に入らないから、足先を切り落として靴に合わせる意味合いです。つまり、本末転倒をかまして無理に物事を行うこと、目先のことに目を奪われ根本を考えないことを意味します。こういうのの使用例は考えるのに時間かかりますね。

  刖趾適屨の使用例

  

  マキ

  全く以て相応しい結婚候補が見出せない……氷条参席も最近何だかコレは相手として選んではいけないタイプの女性だと感じ始めたし……

  

  ココア

  ソレは本当にそうだと思いますよ……。でも、マキ先輩ってやっぱり相手に求めてるレベルが高すぎるんじゃないですか？

  

  マキ

  つまり何だ、伴侶に求めるクオリティを下げろということか？　それでは刖趾適屨ではないか、俺は何も無闇に結婚に持って行きたいわけじゃない。幾らこの黑稜が良質な相手を見つけるには効率の良い環境であったとしてもな

  

  ココア

  めんどくさいですねマキ先輩……

• 月中蟾蜍

  

  月中蟾蜍の意味

  月に逃げたヒキガエル

  月中蟾蜍の解説

  ｢蟾蜍｣はヒキガエルと読みます。太古に英雄の羿さんがゲットしてた不死の薬を妻の姮娥さんが盗み飲んで、月に逃げてヒキガエルになったというエピソードから来てます。いや意味分からん。

  ということで月に住んでいるヒキガエルのことを指します。特に内包すべきメッセージはなさそうですが、作品の世界観的に使い道には困りますね。

  月中蟾蜍の使用例

  

  ココア

  月中蟾蜍とはいうけど、ウサギだけじゃなくてカエルさんも月の気団の中にいるの？　空飛ぶカエル……？

  

  ハコ

  莫迦みたいな発想にあえて附き合うなら、生息地帯が異なるのだからウサギやカエルに羽が生えていたとしてもおかしくないでしょう。生物の適応力というのは偉大です

  

  ココア

  なるほど！　そんな発想できるなんて、流石ハコ、頭良いー！！

  

  ハコ

  ……異様に今、貴方の会話に附き合ったことを後悔してるなり……

• 狷介孤高

  

  狷介孤高の意味

  自分の意志を守り他者と和合しない

  狷介孤高の解説

  ｢狷介｣は事故を堅く守って協調性に欠けていること。

  堅く自分の意思を守って、他人と和合しないことを意味します。次の｢狷介固陋｣も同じ意味合いです。

  狷介孤高の使用例

  

  ココア

  ダンベルって友達いないの？

  

  ダンベル

  唐突に危ない質問をしないでくださいませ。私には必要の無い存在ですね。この家があり、貴方やお父上が居る。それが私の前提となる環境要件です

  

  ココア

  んー、もろに狷介孤高だ……カッコいい気もするけど、何だかなぁ……

• 狷介固陋

  

  狷介固陋の意味

  意志を貫き他を受け容れないこと

  狷介固陋の解説

  上の｢狷介孤高｣と同じです。固陋は視野が狭くて頑ななこと。

  固く志を守り世俗を受け容れないことです。世俗ってのは他の、普通なら特に考えることもなく受け容れていいんじゃないのって感じのもの全てと解釈してよさそう。こっちはより深刻に頑固なイメージが出てますね。

  狷介固陋の使用例

  

  ダンベル

  強いて私の信頼するものを挙げるなら、自らの身体でしょうか

  

  ココア

  ダンベル、狷介固陋はダメだよー……見てるこっちまで何か寂しくなるよ、もっとコミュニティを作ろうよー

  

  ダンベル

  ココア様の専売特許ですね。群れることを無論否定はしません、人類にとって必要不可欠な方法論であったと思います。が……私には当て嵌まらない

  

  ココア

  当て嵌まらない？

  

  ダンベル

  全身殺戮兵器と呼ばれるほどに、私は強いからですよ

  

  ココア

  え、何ソレ、ダンベルそんな異名持ってるの！？！？