驥服塩車
驥服塩車の意味
相応でない仕事をさせられること
驥服塩車の解説
「驥、塩車に服す」とも読みます。「驥」はめっちゃ走れる優秀な馬。「服」は馬車を引かせる意。「塩車」は塩を運ぶ車。
名馬にはもっと然るべき活躍の舞台があってもいいのに、塩を積んだ車を引かせられるイメージです。優れた人物が低い地位にいたり、つまらない仕事をさせられることの喩えです。
驥服塩車の使用例
ココア
ダンベルって自分のこと、驥服塩車の身だって思わない?
ダンベル
特に思ってませんが、また私なんぞの心配をなさっているんですか?
ココア
だってダンベルって控え目に言っても戦闘民族じゃん……何かしらのアスリートになってテレビ出ててもおかしくないっていうか
ダンベル
……私は、この職場を舐めたことはありませんよ。極めて重大で、私の存在価値を賭けていい、そういう戦場なのだと認識することしています
ココア
……それは……やめてほしいかな。ダンベルは一家眷族のうちだって言ったでしょ、だから何も重荷にする必要無いんだよ。戦場じゃなくて、ダンベルのお家なんだよ
ダンベル
――それは、大変失礼いたしました。申し訳ありませんでした。……今の言葉は、すべて忘れてください
ココア
…………