一簣之功
一簣之功の意味
仕事の最後のひとふんばり
一簣之功の解説
「簣」は土を乗せて運ぶ道具。「一簣」で1杯の土を運ぶイメージ。
仕事を完遂する、最後のひとふんばりのアクションを表します。また、仕事を完成するために重ねてきた、ひとつひとつの努力のことも意味できる模様。
出典からするに、最後のひとふんばり程度であってもそれを怠れば、これまでの努力が無駄になることもある、といったニュアンスを含んだ方が良い使用例になりそうです。
一簣之功の使用例
ココア
ね、眠い……もう良くないですかね、ツララ先輩……
ユラ
莫迦言うな、貧弱な君を鍛える最高のチャンスじゃないか。120%を出し切り、一簣之功を為せ!!
ココア
ひ~~ん!! 鬼教官~~!!
ユラ
教官なものか、共に試験を受ける仲間だろう。君が実力を有さなければ、意味が無いんだからな
ハコ
その全力を繰り返していれば、いずれ全力でもないのにその力を発揮できるようになります。貧弱なココアに、もとよりその力が眠っているかは知りませんが
ココア
辛口ばっかだよ~~……