伊尹負鼎

伊尹負鼎の意味

大望のため身を落とす

伊尹負鼎の解説

「いい」と読み始めそうですが「いいん」です。これは人の名前で、賢い宰相さん。「負鼎」はある調理道具 (鼎)を背負う、という意味。

伊尹さんがかつて王様に仕えるために、調理道具を背負って料理人として接近することから始めて、最終的には大望通り宰相になった、というエピソードからです。

最終的に大望を叶えるために、直線的ではない道を進んでみる、ということなんだと思います。相手の信頼を勝ち取る方法は1通りではないですからね。

伊尹負鼎の使用例

ココア

……突然だけどダンベル、何か野望ってあるの?

ダンベル

いきなりどうしたんですか? 私のことなんで訊いてココア様の何のメリットになるのやら

ココア

いやぁ、世の中には伊尹負鼎ルートもあるっぽいから……ダンベルも、私のお手伝いには留まらずにもしかしたらって

ダンベル

……なるほど。私が皆様を裏切るとココア様は考えてるんですね

ココア

いやいやいや!? 違うよ!? そうじゃなくて……もしそうなら、いつかダンベルは私の前から居なくなっちゃうよな、って……

ダンベル

…………ふふ……