南洽北暢

南洽北暢の意味

天子の威光・恩恵が行き渡ること

南洽北暢の解説

「洽」「暢」共に、広くゆきわたることを表します。前者は「洽覧深識」とかで出ましたね。

天子の威光と恩恵が、南にも北にも、四方八方にしっかり行き渡ることを示す四字熟語となります。何度も出てきてますが、天子ってのはまぁフランクに互換するなら玉座に座る存在ってことでいいでしょう。

南洽北暢の使用例

ユサ

うちの家は、そもそもグループに属してもなかったくせに、未だに金閣家を恐れてる節があるんだよなぁ。死人にいつまでも怯えてるみたいでさ、何か見ててムカついちゃう

ココア

ユサさんのお家は社交性半端ないもんね……グループの何処かと関わることも多かったんじゃないかな。でも、それだけ金閣さんはカリスマ的だったんだろうなって

ユサ

そりゃ富豪拾山の頂点だもの、南洽北暢も平然とやってたんじゃない? ……でももう外交の点では脅威の外。私がココアちゃんで遊ぶのに口出ししないでもらいたいねッ(←わさび鍋)

ココア

私は真っ向から口出しさせてもらうけどねッ!! いや、まずは逃げよう――!!