千荊万棘

千荊万棘の意味

非常に多くの困難があること

千荊万棘の解説

ここでの「千」「万」は数が多いことを示します。「荊」「棘」はともにいばら。相当簡単な部類ですね。

すなわち非常に多くの困難があることを意味します。その困難の喩えにも使えます。ちなみにキリスト教では十字架の道という表現がありますが、棘というのは苦難の一象徴としてとても根付いてますね。

千荊万棘の使用例

タマ

(……会長が指差した方向――稜泉の新たなる未来への道は、限りなく千荊万棘で満ちている)

バ会長

あっ、完食した後に言うのもなんだけど、もしかして今の柏餅ってココアのだったりする?

ココア

え、ちょっとぉおおおお今日の私のおやつまた奪ったんですかあぁああ!!!

バ会長

ははは、悪いッ☆

ココア

絶対悪いって思ってないよぉおおおお……!!!

タマ

(……貴方の笑顔の陰る機会を、少しでも減らすことができるなら。この心の尽きる時まで、私が貴方の黒鉄の軍靴となりましょう)