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[し]の四字熟語その09
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聚散十春
聚散十春の意味
別離から歳月が経過したということ
聚散十春の解説
「聚」は「集」ってことで人々の集まり・仲間の意。「聚散」は集まった仲間が別れること。「十春」は十年の意。
ということで集まりを解散してから十年くらいはあっという間感覚で歳月経過しちゃったことを意味します。振り返ってみたら「あっという間」っていうのは不思議ですね。
聚散十春の使用例
ココア2年くらい経ったらもう、バ会長たちも皆卒業してて、離ればなれになっちゃうんだよね。私も卒業して……そしたら、どうなるんだろう――
ユラそもそも君は卒業できたらの話だよな
バ会長ていうか俺たち生きて卒業できる保証ない立場だよな
ココア――聚散十春を想像してる場合じゃないっ、私はとにかく勉強して諸々頑張らなきゃ……! 大事なのは今だッ!!
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獣聚鳥散
獣聚鳥散の意味
統率がとれていない集まりの喩え
獣聚鳥散の解説
「聚」は集まる意です。
獣のように集まり、鳥のように散りゆくイメージ。そこから統率や規律のとれていない集まりの喩えとなります。整列は苦手なタイプ。
獣聚鳥散の使用例
バ会長ドッジボールはチームワークが大事なんだぜぇ!!! はははははそれを破壊するのは楽しいなぁああ!!!
ココアとんでもないこと口走ってる……
ユラ相変わらずの運動お化けめ。自身の「動き」をめり込ませることで組まれた秩序を破壊し、獣聚鳥散へと持って行くか……
ハコアイツは次回からドッジボール大会出禁にするべし
ココアだねぇ……
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袖手傍観
袖手傍観の意味
何もしないでそばで見ていること
袖手傍観の解説
「拱手傍観」と同じですね。「袖手」は袖の中に手を入れていること。
何もしないでそばで見ていることを表します。そんな人生で終わりそうでヤバいです。
袖手傍観の使用例
ユラ……これだけの狼藉が露呈していながら、そこの方々は揃いも揃って袖手傍観にチャレンジとは、どんなご身分ですか――?
黑稜学生「「「ヒッ――」」」
ココアうーん、陰湿なハラスメントが横行しやすいキャンパスなのは分かってたけど、今回のは全然フォローできない事案だなぁ……バ会長がブチ切れするタイプだ……
ハコすなわち、ゲームオーバー、だぜ!! 稜泉の校則に超絶重大な違反を、というか人道として狂ってる事をやらかしたお前ら全員には、まずは氷条参席の社会的鉄鎚が確定したんだぜー!!
タマ……それでは、畏れながらも。此処におります8名の重大違反容疑の学生に対し、玉席として拘束の権限を発動いたします。どうか――抵抗なさらないよう
学生ッ、このブランドレスがッ調子に――
ココアダメダメダメダメ抵抗したら大変なことになるからッ、タマ先輩の武力行使はバ会長並みにシャレにならないから大人しくしておきましょう、ねッ!?
ユラ(確かにタマくんを本気にさせるのは愚の骨頂だな……)
ハコ(そのまま無惨無様に切り刻まれればよいものを、ココア余計なフォローなり)
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戎馬倥偬
戎馬倥偬の意味
戦場にて忙しく軍務を行うこと
戎馬倥偬の解説
「戎馬」は武器と軍馬のことから、ここでは戦争の意。「倥偬」は忙しいさま。
戦場で忙しく軍務を行うことを意味し、軍人さんの生活をいう四字熟語となっています。流石にまず普段使うことはないですね。
戎馬倥偬の使用例
タマ……………………(←仕事中)
ウミナリ……その容姿からは想像もつかないほどの護真術を有している……のか。光差す表舞台で戎馬倥偬の手腕を見せることは環境上、殆ど見たことはないが……
ココアウミナリさん?
ウミナリ以前の集団いじめ事案は既に解決したようですね
ココアまあ、タマ先輩が相当本気で対処したので……見下すべき相手にはツララ先輩以上に、本当に容赦しないんだなぁ……私も見下されないよう頑張らないと
ウミナリ(矢張り……最も警戒すべき。ただちに対処しなければならない存在――)
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秋風冽冽
秋風冽冽の意味
秋風の厳しく冷たいさま
秋風冽冽の解説
「秋風」はそのまんまですが秋に吹く風。「冽冽」は冷たさ・寒さの激しいさま。
ってことで秋の風の厳しい冷たさを表す四字熟語です。11月は秋なのか冬なのか分かりません。
秋風冽冽の使用例
ユラふぅ……今日は一段と冷え込んでいるな。秋風冽冽かというくらいだ
ココア全然季節違いますけどね
ユラ(こういうとき、タマくんのパーカーを被って温まりたい……とは流石にすぐ其処に本人が居る前では呟くことはできないな――)
タマあの……よろしければ、私の(予備の)パーカーでも一時的に羽織っておきますか? 粗末な布ですけどお身体冷やすのも良くないですし――
ユラ――現実が遂にBINGOしたあぁあぁぁぁぁぁ!?!?!?(←大出血)
タマ!?!?!?!?
ココア今までで一番の出血量ッ!? 大丈夫ですかツララ先輩ぃぃぃ!?
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聚蚊成雷
聚蚊成雷の意味
集まった「小」は「大」に匹敵する
聚蚊成雷の解説
また出た「聚」は集める意。他はそのまんまですね。
「聚蚊、雷を成す」――小さな蚊もたくさん集まれば、その羽音は雷のように大きな音になるという意味合い。ってことで小さなものもたくさん集まると、大きな力になるということです。また、多くの人が口を揃えて言い立てて、無視しがたい害悪を生み出すことも意味できます。
聚蚊成雷の使用例
ユラああもうストレスMAXだ……総会を開く度、私は脳の血管が千切れて憤死するんじゃないかと心配になる……
ココア確かにツララ先輩、よく出血してますもんね……私もある意味心配ですよ
バ会長だからといって休むのは無しだぜツララ。それだけでアイツらブーイングの嵐だもんな。聚蚊成雷は警戒するに値する
ユラ欠席しまくってる君に言われたくないんだが。はぁ……ココアくんは見た感じ、平気そうだな。そのごくたまに仕事するタフネスは羨ましい限りだ
ココアいや、これでもだいぶ疲れてますよ……でも苛立ってるツララ先輩はロクなことをしないの分かってるのでいつでもフォローできるようにしないと
ユラ……何というか、君も幾らか成長してるな……
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