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[こ]の四字熟語その13
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根深柢固
根深柢固の意味
基礎をしっかり固めること
根深柢固の解説
よく見たら見知らぬ漢字が入ってる易しめなやつ。「柢」は「根」と同じく木の根のことで、物事の基本・基礎の喩え。
「根を深くして柢を固くす」と読め、木の根を深く強固なものにするように、物事の基礎をしっかり固めることを意味します。「深根固柢」の方でまた出ます。
根深柢固の使用例
ココア勉強で大事なのは基礎!! 私でも知ってるテクニックですよ!! ……でも漢字の勉強における基礎って何ですか――?
ハコ文字なのだから使い伝えることこそが本質であり中核でしょう、だからこうやって貴方は今、使用例を考えまくってるんです
ユラまあ何であれ、基礎から入らなければいけないという厳格なポリシーがあるわけじゃない。死に物狂いで数をこなしているうちに、何が一貫して大事なのか、その根深柢固も掴めてくるだろう。これは私の経験談でもある
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渾然一体
渾然一体の意味
完全に溶け合い1つになっているさま
渾然一体の解説
「渾然」は溶け合って区別がつかないこと。「混然」と書いてもいいようです。
別々のモノが溶け合って区別がつかなくなっているさまを表します。ファンタジー系であれば使える場面は多い気がします。
渾然一体の使用例
ダンベルふぅ……まだ新品だった筈ですが、もう使い物にならなくなってしまいましたか
ココア何ソレ……ってもしかしなくても握り潰しました!? 明らかに金属入ってるけどッ
ダンベル2ヶ月前に特注したハンドグリップです。とはいえ1個じゃ簡単すぎるので4個まとめて握ってみたんですが、大して負荷は変わりませんでしたね……トレーニングにもなりませんでした
ココア……ダンベルに合わせた重さのやつ4個……え、渾然一体になってるんだけど、ダンベル今、握力幾つ!?!? 私もうダンベルと手を繋げない!?
ダンベル多分ですが、貴方の頭蓋もイケますね。トレーニングにもならなそうですが
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昏定晨省
昏定晨省の意味
親孝行を尽くすこと
昏定晨省の解説
「昏定」は晩になると父母の寝床を整えること。「晨省」は朝になると父母のご機嫌を伺うこと。
ということで親孝行を尽くすことを意味します。普通に親孝行って言った方がはやくねとか思っても口にしちゃダメですよ。
昏定晨省の使用例
ダンベル普段ヤンキー擬きの振る舞いで心配を掛けているのだから、たまにはご両親への昏定晨省の時間を作ってもよいのではないですか?
ココアでも最近ずっと忙しいからなぁ……じゃあ、代わりにダンベル肩叩きしてあげる!
ダンベル私は従業員の身ですよ? むしろ、逆に貴方の肩を揉む側ではありませんか
ココアいや、ソレだと私の肩粉砕されるよね……?
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蒟蒻問答
蒟蒻問答の意味
何か噛み合ってない会話・問答
蒟蒻問答の解説
何かフニャフニャしてそうなやつ来ました。古典落語に「蒟蒻問答」というのがあるようです。その中で、旅僧と蒟蒻屋のにわか坊主があんまり噛み合ってない会話を繰り広げてます。
ってことで的外れでとんちんかんな問答や返事のことを表す四字熟語です。相手の考えを余計に深読みした結果そうなる文脈で使えます。かといって機械的に対応してたら能が無いように思われることもあるっている理不尽。
類語は「揣摩憶測」だそう。
蒟蒻問答の使用例
バ会長ツララとタマはよく蒟蒻問答やってるよなー
ユラ黙れ刺すぞ。これでも持っている思考力全てを使って、彼女の考えや感情を推測しながら全身全霊会話に励んでいるんだ。しかしどうにも上手くいかないんだ……ココアくん、何かコツとかないのか?
ココア友達同士の会話にそんなに考える必要ってないですよね? 私相当リラックスしてタマ先輩と会話してると思うんですけど……
バ会長ココアを真似ても多分ダメだろうなぁ、だってツララは友達にすらなれてないもんな
ユラマジで黙れ2度刺すぞ
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魂飛魄散
魂飛魄散の意味
ドチャクソ驚き恐れること
魂飛魄散の解説
「魂」は人間の死後、天に昇るたましい。「魄」は逆に、地上に留まるたましい。「魂飛び、魄散す」……それらが飛び散ってるって感じ?
それくらいおったまげー!! なんです。大いに驚き恐れる場面なら使えるので、使い道は幾らでも作れますね。
魂飛魄散の使用例
ユラぬぉあああぁああああお前らぁああああッッ、魂飛魄散なことがあったんだぁあああ――!!!
ハコ飛び散るのは貴方だけにしてください、何を醜く叫んでるんですか
ユラさっきタマくんがッ、タマくんが笑顔で挨拶してくれたんだぁあぁぁ……他でもなく、私に……そんなの、いつぶりだ――? いつぶりだあぁあああ!?!?(←鼻血耳血)
ハコ遂に耳からも……
ココア(無理かなって思いながらもタマ先輩にお願いしてみたんだけど、本当にやってくれたんだ……これでちょっとは何か関係変わってくれるかなぁ……?)
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渾崙呑棗
渾崙呑棗の意味
鵜呑みばかりでは真理には程遠い
渾崙呑棗の解説
「渾崙」は黒色・頭・円形などに喩え、ひとまとめにひっくるめての意。「呑棗」は棗の実を呑むこと。「渾崙、棗を呑む」……棗の実を噛まずにひとまとめに丸呑みしても、その味は分からないですよね。
ということで人の教えをただ鵜呑みにするだけでは、そこに内包される真理を会得することはできないってことを言ってます。これも仏教寄りの言葉だそうです。
渾崙呑棗の使用例
マキ学ぶというのは難しい。俺は極論、座学に時間を費やすのは愚かだとすら思ってる。だからお前も学びを無駄にしたくない、より高位の存在になりたいというなら、真に価値を理解し人生にて使いこなすのを心掛けろ
ココア渾崙呑棗ってことですよね!! 漢字も丸暗記すればいいって最初は思ってたんですけど、ツララ先輩と一緒に勉強してると表現が出来上がった理由とかも勉強できて何だか楽しかったりします
マキその場の感情だけで終わらせては勿体ない……というか漢字に時間を費やしてること自体アレなんだが、まぁ参席の手腕に任せるとしよう。頑張る者を蔑ろにはしない、大きくとも小さくとも、とにかく結果に結びつけろよ
ココアはい、頑張ります! よーし、次は……サ行だ――!!!
問題に挑戦!
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