亢竜有悔

亢竜有悔の意味

上層の者ほど失墜の恐れあり

亢竜有悔の解説

「亢竜悔い有り」とも読むそうです。「亢」は極める意。

天上に昇り詰めた竜は、もう下る以外にやることがないのを後悔するって感じです。極めて高い地位にある者、栄達を極めた者は、失敗する恐れがあることを戒める言葉となっております。辿り着いた先の光景、そしてそれから自分に訪れるモノは天国じゃなく地獄かもしれないんですね。

亢竜有悔の使用例

ウミナリ

まさしく今の貴方のことですよ。亢竜有悔、頂点に昇り詰めた貴方は、ただ敵方にとって狙うべき一点となります。このような現実を手にしたこと、悔やむことになるのでは

バ会長

何言ってんだよ。俺の夢はまだ叶っちゃいねえぜ? つまり全然中途だ。まだまだこれからが楽しいってね!!

ウミナリ

…………

バ会長

アンタは、何を求めて生きてるんだ? それともそれはもう、全部が揃った姿なのか?

ウミナリ

貴方のようなちゃらんぽらんに語り渡す心など有りはしません。叫びはしゃぎ、目立ち続けるというならばいずれ必ず後悔の時が訪れますよ

バ会長

ご忠告どうも。俺なりに、もっと走らせてもらうよ