懸崖勒馬
懸崖勒馬の意味
超絶後悔したところで悟ること
懸崖勒馬の解説
「懸崖」は切り立った崖。「勒馬」は手綱を引き絞る意。「懸崖に馬を勒う」とも読みます。
切り立った崖で馬を抑えて間一髪で落ちるのを防ぐように、欲望に溺れて危険に陥ったときに忽然と後悔し悟ることを意味します。ゲームオーバーが確定しているとは限らないと解釈できますね。
懸崖勒馬の使用例
ウミナリ
我が主。控え目に申してもよろしくない者共と時間を共有しておりますが、懸崖勒馬など如何に助かろうと恥に変わりありません
ユラ
卒業の要件は勝ち取っており、玉席にまで属していて、ブランドを特に失墜させることもなく時を過ごしているというのに君はいつでも辛辣だな
ウミナリ
……見るからに、我が主はいつでも失墜できる有り様です。それを注意勧告しない側近が何処にいましょうか
ユラ
ふんっ……止めはしないんだろう、無駄だと分かっているから。いいからそのまま黙っていろ。私の学生生活、いや失っていた時間は、他でもなく私のモノだ
ウミナリ
(……あの、弐席の庶民さえ、居なければ――)